タミヤ1/35ウィリスMBを作る~ミリタリービークル祭り~

mb_001.jpgさて!タミヤのジープでございます、ウィリスMB。
今回Twitter企画「ミリタリービークル祭り」を立ち上げまして。先日亡くなった軍用車輛を愛し続けたアニメーターの御大、大塚康生氏を偲んで軍用車輛のプラモを作ろうという企画です。

元々は大塚さんが企画設計に携わっていたマックス模型(すでに存在していませんが)の製品を作ろうという話だったんですが、マックス模型が製作した金型はすでに日本にはなく、イタレリやズベズダなどで当時の金型を使い製品化している状態。全然見かけないわけではないんですが、時々しか再販しない為該当キットのみでの企画だと参加しづらいのではという声があり、軍用車輛(ソフトスキン、装甲車も含む)を作ろうという企画になった次第です。言ってしまえば戦車以外のプラモデルといった縛りでしょうか!

mb_003.jpgmb_002.jpgP3270102.jpgそんなわけで今回ほぼ素組でタミヤのウィリスMBを作りました。それにタミヤの連合軍車輌アクセサリーセットを使って荷物テンコモリに。この企画、是非新作を作ってほしいという気持ちもありまして、オススメで作りやすい(手に入りやすいというのもポイント)のキットと言えばコレになるわけです。
製作工程はTwitterでブワーっと流していましたのでこちらを参考にしてほしいんですが(手抜き)、ここまで荷物載せなくても楽しいですし、付属のCal.30搭載すればちょいと厳つい仕様にも出来るし改造パーツを探せばアンビュランスタイプや増設した荷物ラックを取り付けた仕様とか、スノーチェーンを装着したタイヤなんかもあるので遊び方は無限大です。
mb_004.jpg話は前後しちゃいますがこれでもかと積載した荷物はタミヤ縛り。とはいえ他のキットの付属品(弾薬箱とかKレーションボックスとか)は使わず。あくまで連合軍車輌アクセサリーセットのみです。ほぼ無改造で載っけて接着剤を流し込んで固定しちゃってます。コツはなるべく隙間を開けない事。パズルのようにセットしていき、不自然な隙間を開けずにセット出来たら接着しちゃいます。
最初はカタマリとしてごそっと取り外せるようにしてたんですが途中からどこかに引っかかって抜けなくなっちゃったのでもうまるっと接着しちゃいましたぜ…塗装が面倒でしたが!

P3270100.jpg
ドライバーのフィギュアもほぼ無改造。右手の手首のみ切り離して微調整したかなー。リラックスしたアメリカンな感じがステキ(謎。塗装もハイライトを描き込まないエナメル影入れ仕上げです。

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あとはタイヤの接地面をヤスリで削り、重さの演出をしてます(上の画像が分かりやすいかな)。実はフロントグリルに縛り付けてあるジェリカン、ハリガネっぽく見えるのは伸ばしランナーです…(笑)。

今回のミリタリービークル祭りは5月半ばに開催される「静岡ホビーショー2021」ぐらいを目標に作る企画としました。今年も残念ながら合同展示会は開催されない為、恐らく開催されるであろうWeb展示会合わせです。
写真撮りながらだったり間に別の作業が入ったりしたけど、実質かかった時間としては2日ぐらいかなあと。そこまでガツガツ急いで作る必要もないと思いますが、ノンビリ作っても2週間ぐらいで完成するんじゃないでしょうか。是非トライしてほしいキットですねー。

【使用キット】
TAMIYA 1/35
"Jeep" Willys MB
1/4ton 4×4 TRUCK 

※Twitterでハッシュタグ「#military_vehicle_fes」で検索してもらえると参加されてる皆さんの作品を見る事が出来ます。
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ドラゴン1/35 III号砲兵観測戦車H型を作る

Pz_Beob_Wg_III_001.jpgてなわけでIII号戦車バリエーションです。作った数だけでいえばIV号に追いつけ追い越せレベルまで迫ってきました!いや、もう越してるかな…
今回は去年の春ぐらいかな?ぽちぽち作ってて基本塗装も半年前ぐらいに終わらせてて放置してたドラゴン(サイバーホビー)の1/35 III号砲兵観測戦車(H型ベース)でございます。弾着観測戦車とかって呼ばれたりもしてますね!
お仕事的にはフンメルやヴェスペの自走榴弾砲部隊に随伴する車輛。主武装を外し無線機や専用の観測機器を搭載して前線にて弾着観測を行なってます。III号が選ばれた理由としては主戦力から外れつつある旧式のIII号(F、G、Hあたり)の再利用とも言えますが、砲弾飛び交う場所でのお仕事なので(それなりに)装甲のある戦車をあてがわれるのは有難い話だったんじゃないでしょうか…!クルスクあたりではシュルツェン装備してゴツゴツかっこいい姿の写真も残されてますね。

てことでまずは完成品から。Pz_Beob_Wg_III_002.jpgPz_Beob_Wg_III_0017.jpgPz_Beob_Wg_III_004.jpgPz_Beob_Wg_III_005.jpg
キットはドラゴン製とは言いつつ実はオレンジボックス仕様のやつ。旧シリーズのIII号ベースなのですねー。グンゼパッケージでも発売されていたやつと同キットでございます。実は現行ドラゴンIII号ベースのキットも発売されてますが、あちらはF型仕様。車体戦闘室増加装甲板とか、ベース形式によってビミョーに異なっております。Pz_Beob_Wg_III_006.jpgPz_Beob_Wg_III_007.jpg古いIII号なのでそれなりに手を加えております。色の違うところが手を加えたところ。アンテナはキットにもちゃんと付属しておりますが真鍮線に置き換え。シュルテンアンテナはキット付属のプラ製のものをちょっとでも薄くと削り込んでそのまま使用しておりますよー。Pz_Beob_Wg_III_008.jpg
この車輛の顔でもあるダミー砲身はキットの貼り合わせ砲身を仕上げるのが億劫だったので(こらこら)適当なプラ棒とプラパイプの組み合わせに置き換え。ダミーなのでテーパーもいらないしね!しかしこのオフセットされた砲身は見てるとゾワゾワするwPz_Beob_Wg_III_009.jpg
OVMはさすがに時代を感じさせる造形なのでタミヤやドラゴン製のストックに交換。コレやるだけで今でも戦える解像度に上がるよ!ちなみに履帯は余ってたDS履帯を使ってます(せっかくマジトラが入ってるのに…)。Pz_Beob_Wg_III_010.jpgPz_Beob_Wg_III_011.jpgPz_Beob_Wg_III_012.jpgPz_Beob_Wg_III_013.jpgPz_Beob_Wg_III_014.jpgPz_Beob_Wg_III_015.jpg
細部UP。最低限のディテールアップにあんまり凝った塗装もしてないので多く語ることもあるまいて…!
とはいえ塗装の流れですが、足回りと影入れにモデルカステンの履帯色を使い、ダークイエローはMr.カラーのタンを使用。迷彩のグリーンはMr.カラーの303番だったかな?(ウロオボエ)
デカールは付属のものはバルカンクロイツしか付属していないので手持ちの資料やネットで調べてそれっぽいものを選んでみたよ。フェンダーに描かれてるのは自走砲部隊の戦術マーク(だったはず。
ウェザリングはタミヤのスミ入れ用塗料ダークブラウンを溶剤で薄め、ウォッシング。同色の原液でピンウォッシュを入れ、足回りやフェンダー上面の土汚れはクレオスのウェザリングカラーのシェイドブラウンをメインに使ってます。うわこれいい色だ!他用しようぜ!ただこれのみだと単調になるのでグレイッシュブラウンなどで乾き気味な土汚れも追加。マフラーのサビはウェザリングカラーのラストオレンジを筆の先でポンポンと叩くように乗せ、溶剤で境界をボケさせて表現。
Pz_Beob_Wg_III_016.jpg
そんなメインどころじゃない車輛が完成であります。かっちょいいなーソフトスキンとはまた一味違った「影で支えた車輛」ってのはやっぱりよいですねー。III号戦車のコレクションとしても一味違う感じのモノが出来て満足でありますよ!

【使用キット】
DORAGON(Cyber hobby) 1/35
Pz.Beob.Wg.III Ausf.H(Sd.Kfz.143)

HG RGM-79ジムを作る

gm_1001.jpg久しぶりにガンプラだよー!僕の大好きな量産機、ジムです。
今回はオリジンMSDのジムインターセプトカスタムを改造して素ジムを作る、というのがテーマ。まずは完成品をぶわーっとUPします。
gm_1002.jpggm_1003.jpggm_1004.jpggm_1005.jpggm_1006.jpggm_1008.jpgジムって量産機だから弱そう、みたいなイメージがあるし、実際HGUCのジムなんかはそういう「役どころ」を再現した最高にかっこいい造形だと思うんです。
でも今回ベースにしたジムインターセプトカスタムはオリジンMSDの中でもスナイパーカスタムの後期型とかに当たるらしく(MSVの設定でもちらっと出てたのね)、基本はちょっとストイックでかっちょいいスタイル。そこから引き算することで「ちょっとかっこいい素ジム」を作れないだろうかという考えでした。gm_1009.jpgはい、キットはこれですねー。フェロウブースター背負った状態ではプレバン限定なのですな!まあ今回は改造しちゃうからブースターはいらんので大丈夫。gm_1010.jpggm_1011.jpg素組だとこんな感じ。これにビームスプレーガンとビームサーベルが付属。シールドはないのでなんとかせにゃならん。
要所要所にスナイパーカスタムの意匠が残っている為、それらの加工が主な目的。gm_1018.jpgんで弄った状態です。gm_1012.jpggm_1013.jpgまずは先にゴリゴリとディテールを削り取る仕事。サインペンで塗ってあるところを削り取ります。薄いところは粗いヤスリでゴリゴリと、出っ張った膝とかは大まかにニッパーで切り飛ばしてから削り込み。後面腰装甲のディテールも削り取ってますねそういえば!あと脹脛の2連バーニアも切り飛ばして「段落ちディテール」として処理。頭はバイザー基部の耳を使わずに適当なサイズの〇モールドを接着。WAVEのクリアパーツですねコレ。あとちょっとアゴも削ってます。そしてジムのジムたる所以、正面腰装甲は一枚板に変更。キットパーツにプラバンで延長してます。最初は左右独立可動で組んでたんですが可動軸が弱く、外れやすかったので一枚にしちゃいました。
それとちょっとうるさいと感じたディテールを瞬着パテで埋めてます。gm_1016.jpggm_1017.jpg問題となる胸のダクトですが、悩む前に手を動かすぜ!という事で彫刻刀で彫り込んで短冊状に切ったプラバンを段状に接着し、彫り込んだ開口部に削り合わせ微調整ではめ込んで完成。精度はちょっと甘いけど意外となんとかなったな。gm_1014.jpggm_1015.jpgちなみにこのキット、ほとんど接着ラインがでない優秀なキットなんですが下腕だけディテール処理対応で前後パーツとなってます。手首の付け根も考えると接着しちゃいたいなーと思ったので肘関節を後ハメ加工。関節パーツをエッチングソーで上画像の位置で切り飛ばし、下腕パーツの受け軸をコの字に加工してすぽっとはめる形状です。シンプル。
gm_1019.jpggm_1020.jpg加工が終わったところ。サフ吹いた画像のほうにはシールドセットされていますが、これはHGUCジムIIIから流用。以前こさえてたやつをそのまま流用したので黄十字を外した状態のシールドになっちゃった。あと左拳は作業が楽しくて写真撮り忘れたんですがキットの手首パーツを削り込んだり加工して使ってます。所謂穴開き手なんですが彫りが深くていい造形なんだよねー。
Et8kAA7VcAYwM0O.jpg塗装は大好き瓶生。
赤:Mr.COLLAR 114番RLM23レッド
グレー:Mr.COLLAR 35番明灰白色(三菱系)
白(シールドとか):ガンダムカラー01番MSホワイト
黄色:ガイアノーツメカトロウィーゴカラー04らいとおれんじ
関節:Mr.COLLAR 333番エクストラダークシーグレー
武器:Mr.COLLAR 339番エンジングレー

メインカメラはクリアパーツが赤いのでそのままでは使えず、ブラックで塗り潰してクリアグリーンの吹き重ねで再現。んで写真撮ってから埃かんでるのに気付いてガッカリだよ…!! そのうちなんとかしますw 額と後頭部のセンサー部分はキット付属のホイルシールをプラバンに貼り、同形状に切り出して軽くエッヂを丸めて黒→クリアグリーンで再現。
gm_1022.jpgデカールは今回はガンダムデカールのみで再現。手持ちのものを色々使ったのでなにをどう使ったってのは難しいんですけど、そろそろ数字デカールのストックが切れてきて困っておる_(:3」∠)_
デカール貼り終わったらクレオスのMr.スーパースムースクリアつや消しでコートし、スミ入れして完成です。
因みに今回ビームサーベルは右側にセット。基本右手で使うんじゃろ?という気持ちからだったんですけど、オリジン版ジム(漫画版というべきか)も右側にセットされてるとの事なのでOKじゃろう(なにがだ

今回はわりとイメージ通りに完成して一安心。塗装も敢えてただのグレーに逃げないように青みを残したんだけど落ち着いたいい感じになったんじゃないかなー。楽しめました!■

【使用キット】
バンダイ
1/144HG ジム・インターセプトカスタム

タミヤ1/35 M4A3シャーマン後期型を作る~完成~

さて、途中工作を上げてたタミヤのM4A3シャーマン後期型完成です。

tamiya_m4a3_75_001.jpg塗装は予定通りシンプル目にOD単色で。所属不明1945年ドイツ国内ってやつですね!tamiya_m4a3_75_002.jpgtamiya_m4a3_75_003.jpgtamiya_m4a3_75_004.jpgいやまあシャーマンのウェザリングは難しいねやっぱり。車体側面の垂直面がどうにもこうにもノッペリしちゃうんだよなあ_(:3」∠)_tamiya_m4a3_75_005.jpgtamiya_m4a3_75_006.jpg荷物は無難目な色でまとめてしまった感じ。差し色がほしいねこりゃ。あとから荷物を追加してみるか。tamiya_m4a3_75_007.jpgtamiya_m4a3_75_008.jpgODは色が暗く沈みがちなのでグラデーションを適度にかけています。平面にはカラーモジュレーションを入れつつ砲塔とかはエッヂを中心にハイライトを入れる感じかな。
チッピング入れはいつものようにラッカーで。戦車兵の動線を意識してハッチ周りやエッヂなど、ポイントを絞って。生きてる車輛という事でサビ表現はごくごく最低限に留めています。
足回りはクレオスのウェザリングペーストにて。あんまり凝らずに軽く土を載せる程度に留めました。

生きている戦車の表現としての「汚れ」というのを常に意識してるんですが、結局メリハリに欠けちゃうのはいつも反省するところ。このシャーマンも大戦末期にドイツ国内を進軍してたというイメージですけど、まともに敵戦車と交戦していないだろうなーというつもりで仕上げてあります。ハッチ閉めちゃったので立ちフィギュアを奢ってあげたいなー!tamiya_m4a3_75_009.jpg
【使用キット】
TAMIYA 1/35
U.S.MEDIUM TANK M4A3 SHERMAN 75mm GUN
LATE PRODUCTION(FRONTLINE BREAKTHROUGH)

マックス模型1/35 M3A1スカウトカーを作る

max_m3scoutcar_000.jpgはいはい後回しにするとめんどくさくなるのでサクサクとUPします!レベル版のマックス模型M3A1スカウトカーでございます。
max_m3scoutcar_001.jpgmax_m3scoutcar_003.jpg懐かしき(というかその時代は知らないんだけど)マックス模型の底力を令和になった今でも見る事が出来る傑作です。勿論M3スカウトカーは数年前にタミヤが発売したのですっかりそちらのイメージも強いんだけど、このマックス模型のスカウトカーはホロがついているのが嬉しいところ。もちろんそれだけじゃなくて今でも十分通じるシャープな彫刻や狂いのないデッサンなど、楽しむ要素は満載だ!max_m3scoutcar_002.jpgmax_m3scoutcar_004.jpgなんかこう、無理やりいろんなアングルから撮影してる感じで苦しいぞ!

タミヤのスカウトカーは米軍仕様(チェジニアだっけ)と赤軍仕様(フィギュア満載)で作れるんですが、今回使用したレベル版は戦中から戦後のイスラエルとかマーキングバリエーション豊富なキット。しかしそんなデカールを放り出してスターデカールの「British Scout and Recce units in NW Europe 1944-45」を取り出しまして英軍仕様へ変更しました。
んでちょっとネットで調べたのが運の尽き。デカールと同じ仕様の写真を見つけてしまってフロントバンパーの超壕用ローラーやリアバンパーがついてない事を知ってしまい、組み立て終わっていた該当パーツを引っ剥がして修正するという手間を増やしてしまったのだった。
とはいえそれ以外は特別手を加える事はせず、例えばホロの固定用ベルトとかも追加出来たけどスルーしました。カロリー低めでマックス模型の歴史を感じる事にしたのさ…!!ジェリカンだけ時代を感じさせる造形だったのでラックごとタミヤのものと交換しました。max_m3scoutcar_006.jpg塗装は英軍仕様という事で最近お馴染みのMr.collarのガルパン特色、聖グロカーキグリーンで塗装。デカールは前述のスターデカールから。汚しはエナメルのみで行なっています。フワっとした土埃はエアブラシで吹き、溶剤で拭き取ってまた重ね…と繰り返して深みを出し、最後にスパッタリングでテクスチャー感を出す感じで。
max_m3scoutcar_009.jpg
M3スカウトカーってクルマは現存しているものも多いようでまだまだ実走出来る車輛もあるみたい。ネットで探すといろんな画像が出てきて楽しいもんです。
正直古いキット故の手直しも多く、同車種がタミヤから出てるという事でなかなかコレを作る機会もなさそうではあるんですよねー。でも大変面白いキットで楽しめました!■

【使用キット】
Revell(Max model) 1/35 M3A1 ScoutCar

プロフィール

ammonaitoh

Author:ammonaitoh
ども、内藤あんもです。
月刊アーマーモデリング誌を中心にモデルグラフィックス誌などにも時々顔を出してる戦車系なんでも屋です。好きな戦車はスピットファイアです(意味がわかりません
Twiiter:@ammonaitoh

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